BMWのロゴマークは、「前身が飛行機エンジン製作していたから、プロペラの回転するイメージ」だとする記事があります。
メーカー側は、90年も前からシンボルマークの意味を説明していません。BMWは諸説を知っていたはずですが、BRAND戦略として、明確にしてこなかったと思われます。車専門のサイトでは、プロペラ説を自慢げに記載しているサイトを多く見けます。
しかし、別の説「バイエルン州の青と白色」というのがあります。
最近、BMWのサイトで、このシンボルの意味について、記載を見つけました。
https://www.bmw.com/ja/automotive-life/bmw-logo-meaning-history1.html
BMWのサイトでは、あたらしい戦略展開を機会に、「バイエルン州の色であると」回答を記載したのです。。
BRAND戦略のなかでシンボルマークのデザイン意図は誤解をされても、それだけ関心度が高いことを保つという目的ではOKであることが分かります。
様々な説が、ある一定の範囲内の方向性であることは、勿論重要です。
BMWのBRAND戦略を考える機会でもありました。しかし「バイエルン州の色」説は、「プロペラの回転」説とほぼ同時にありました。車業界の人=プロが、情報発信する時の智恵が、その企業のBRAND力になります。
素人が知ったかぶりして話す情報とは、訳が違うのです。情報=コンテンツの品質はその企業のBRANDです。「玉石混淆」と言われるWebのコンテンツの現状を垣間見る一例でした。