ホームページを作成する時、html記述では、「絶体パス」と「相対パス」という概念があります。自分のいる場所から、リンクするページがどの場所にあるのかを記載する時に使い分けるものです。
一般的にも、相対的とか使います。新聞記事で驚いたことがありました。
2月2日、新型コロナウイルス緊急事態宣言が、2月7日から3月7日に延長されたことを記載した新聞のタイトル例です。
(A)3月7日まで緊急事態措置が延期される
(B)来月7日まで緊急事態措置が延期される
驚いたのは(B)のタイトルです。
新聞の発行日は、2月2日ですから、来月は3月。伝達内容には問題がありません。しかしこの重要な記述延期には「絶体表現」である「3月17日」と記載すべきと思います。多くの新聞はそうしていました。
★例として:Businessシーン
今週の金曜日、3月12日に会議があり、月曜日に書く記事はどう表現するのがいいのでしょうか。
(A:絶体)会議日程は3月12日(金)に決まりました。
(B:相対)会議日程は今週の金曜日に決まりました。
相対的表現は、現在(この例では記載日)を基点とします。記載日以外ではいつだか不明になります。
内容をコピペで、流用する可能性のあるBusinessシーンでは、相対的な表現ではなく、絶体的な表現が安全です。
コンテンツという単語が最近やっと浸透しましたが、デジタルの世界では(著作権に該当しないことが条件)テキストデータは、共有される利便性をあらかじめ持たせておくのが重要です。